祈月書院研修会

 6月に春の研修会を奨学生、OBOG、役員を対象に開催します。昼食会に始まり講師による講演と質疑応答、その後、出席者の近況報告と新規採用奨学生の紹介というのが大凡の内容で、正午から3時間程度で例年行っています。

 

  11月には1泊2日で秋の研修会を奨学生、OBOG、役員、外部聴講希望者を対象に開催します。秋の研修会では、大学3年の奨学生を幹事とし、幹事同士で相談のうえ決定したテーマに沿って各自が調査、研究した内容を参加者全員の前で発表することにしています。

 秋の研修会でも外部招へい講師による講演と質疑応答はありますが、主体は幹事による発表とそれに対する討論にあります。発表に向けた準備期間と2日間の発表・質疑応答で大学3年生の同窓意識が強まり、本院の奨学事業に関する理解も深まるようです。また、1日目の夜に開催される懇親会は年代を超えて本院の関係者が交流をもつよい機会となっています。 研修会終了後、幹事は報告をまとめ、次年度の祈月書院報に掲載するのがしきたりになっています。

 

 本院の事業はOB・OGを主体とするボランティア活動に支えられており、研修会の開催時には、役員会も併せて開催し、活動の効率化を図っています。